11,12,14の続き。
幼稚園児や、幼稚園の前のプレスクール
に通うような赤ちゃんが、おもちゃを取り合って
イジメになることがある。
つねってみたり、はたいてみたり、押倒したり。
これは、小学生レベルのイジメとは違う。
ただ単に本能で、欲しい気持ちが先にある。
そして、本能のままに、「収穫物」を
奪われないように相手を打ち負かそうとしている。
この場合、赤ちゃんは恨みやうらやましさという
気持ちよりも、生き残りをけているので、
やっと自我が芽生え始めた証拠であるから、
悪いことではないのだけれども、激しいならば、
「共存」「仲間意識」を教えればいいこと。
ただし、親が家庭内でケンカが絶えなかったり、
子供をないがしろにすると、「せめて外界では自分で
いきぬかなければいけない」という本能が発動したり、
「パパとママは仲良くしてくれないんだ。怖いよ」
という、こころの叫びを訴えている事が多いので、
まずは、家庭を安全にする事が第一だろう。
もし、夫婦間であらそいが耐えないなら、一度
カウンセリングを夫婦で受けて欲しい。
夫婦で受けるのが難しいならば、せめて片方づづ
でもいいので受けてほしい。
親が自分の心が安泰でないならば、敏感な子供に
安心感は与えられないからだ。
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