2010年9月2日木曜日

15虐待とイジメの理由

11,12,14の続き。


幼稚園児や、幼稚園の前のプレスクール

に通うような赤ちゃんが、おもちゃを取り合って

イジメになることがある。

つねってみたり、はたいてみたり、押倒したり。

これは、小学生レベルのイジメとは違う。

ただ単に本能で、欲しい気持ちが先にある。

そして、本能のままに、「収穫物」を

奪われないように相手を打ち負かそうとしている。

この場合、赤ちゃんは恨みやうらやましさという

気持ちよりも、生き残りをけているので、

やっと自我が芽生え始めた証拠であるから、

悪いことではないのだけれども、激しいならば、

「共存」「仲間意識」を教えればいいこと。


ただし、親が家庭内でケンカが絶えなかったり、

子供をないがしろにすると、「せめて外界では自分で

いきぬかなければいけない」という本能が発動したり、

「パパとママは仲良くしてくれないんだ。怖いよ」

という、こころの叫びを訴えている事が多いので、

まずは、家庭を安全にする事が第一だろう。

もし、夫婦間であらそいが耐えないなら、一度

カウンセリングを夫婦で受けて欲しい。

夫婦で受けるのが難しいならば、せめて片方づづ

でもいいので受けてほしい。

親が自分の心が安泰でないならば、敏感な子供に

安心感は与えられないからだ。

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