12虐待とイジメ
11の続き
仲のいい友人をイジメはじめるケースは、多くは嫉妬
のように私は感じている。
親にしてもらえなかったことを、その友人がしてもらえて
いるのであれば、悔しくて仕方が無い。
仲が良いからこそ、それを目の当たりにする。
イジメることで、悔しさや敗北感を解消しようとし、
悔しさなんて以ていないのだと自分を偽れる。
大概は親からの愛情であるが、親が不和であると
その不安を埋められずいじめをするということもあるし、
誰かを見下げていなければ自分の存在価値を得ることが
出来無かったりと、何かを補完するために行う。
無意識層にある「不安」を駆り立てたり、「不安」に
接触しそうな状況になると、無意識層の自分が
「危険信号」を発動する。
「これはキケンだ!排除しないと存在価値を減らすぞ!」
という危険信号により「排除=いじめ」をする。
もちろん、当人の頭の中で
友人の顔が視界に入る
↓
存在価値が無くなる可能性の不安
↓
イジメをする
という方程式が丁寧に計算されて居ることはない。
一瞬の行動で本王的行動だ。
だからこそ、イジメをする親は子供の問題を
聞き、受け止め、親が対応を変えなければいけない。
モンスターペアレントと呼ばれるような
子供を更にイジメを助長する形では
子供の不安は解消されず、自尊心を正しく持つことが
かなわなくなるので子供の将来のためにもよくないのだ。
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