2009年10月10日土曜日

4 虐待と依存性人格障害


虐待の原因や主因はいろいろとあるが、

虐待と依存性人格障害には関係があるように思う。


もちろん、自己愛性人格障害も関係があると思われるが、

その事の違いは別として、虐待の主因や結果のどこかには

関係がある。


ただし、虐待全般に関係していると言うことではない。



先日の現役カウンセラーの月例事例検討会で、

課題が人格障害を取り上げていたのだけど、

このときは、虐待との関連性は話題にまでは

ふれてこなかった。


でも、私は、虐待と人格障害の関連性を見逃せない。



虐待にかかわる人、虐待の関連した環境にいるひとで

激しい感情に苦しんでいたら、ぜひ、カウンセリングを

受けてほしい。


依存性人格障害は、人格障害の一分類にずぎず、

自分に依存性を感じるとは限らない。


人格障害が自分を人格障害だと自己診断することは

まれである。



軽度の場合は、友情が続かないなどと言った、

人間関係の問題と認識しているし、

極度の場合は、周りが心配してカウンセリングへ

連行(?)同伴(?)されてくる。


自己判断が難しいのだ。




でも、もし、虐待を受ける側、虐待してしまう側、

虐待に関係する環境に居るために間接的に

苦しんでいるならば、ぜひ、一度カウンセリングを!

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