2010年11月13日土曜日

17.虐待とイジメ

17.虐待とイジメ

11,12,14,15の続き


よく、「イジメられる側にも問題はある」という。

確かにイジメられる側にも問題はあるが、

大概は、このセリフはイジメる子供の親が言う。

イジメる子の親は、自分の子供かわいさゆえに、

かばうためにイジメを受ける子を、わが子のイジメ

の行動に同乗参加して攻めるのだが、

その裏には、「自分のせいにされたくない」

「親失格ととがめられたくない」一心で、

このような発言をする。

親も苦しいのだ。

なぜなら、自分が咎められている事実を受け

入れるだけの対応力を備えてこなかった。

自分が咎められていると思ってしまうような

考え方で生きてきたので、何事があっても

敵を攻める事でしか自分を守れないと思い込んでいる。

「相手を言い負かしたほうが正義だ」

「言い負かせるほうが賢い人である証明だ」

「言い負かせるほうが有利だ」

という思いが内面に潜んでいる。

これでは、きっと自分も子供も苦しい毎日だろう。

周りが敵か鬼ばかりという感じではないだろうか。

ぜひ、カウンセリングを受けて、このような考えを

改善し、生き易い人間関係を手に入れることを

考えて欲しいものだ。


そして、それが、いじめを防止することにつながるのだ。

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